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2023.8.16

IFSCアジア大陸予選(B&L,S)ジャカルタ2023派遣選手選考基準

2023年7月14日

1. 権限の所在および決定の方法

国際競技大会に派遣する日本代表選手を選考する最終的な権限は公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(以下「当協会」という。)にある。選考は、以下の基準に基づき、強化委員会が推薦し、常務理事会で承認することによって決定する。

2. 選手選考方針等

① 第33回夏季オリンピック競技大会(2024/パリ)において金メダルを含む複数メダルを獲得することを目的とし、国際競技大会で決勝進出などの経験を持つ選手を選考する。

② 国際競技大会においてB&Lまたはスピードで世界のトップ選手達と戦える競技力を持つ選手を世界ランキング上位者または国内外の大会の上位者から選考する。

3. IFSCアジア大陸予選(B&L,S)ジャカルタ2023について

開催日:  2023年11月9日~11月12日
開催場所: インドネシア・ジャカルタ
開催種目: B&L、スピード

4. 派遣人数

QUALIFICATION SYSTEM – GAMES OF THE XXX III OLYMPIAD – PARIS 2024及びIFSCアジア大陸予選(B&L,S)ジャカルタ2023の大会要項に従う。
※現状では各種目最大3名

5. 選考基準

① B&Lについて
2023年9月25日時点で、IFSCクライミング世界選手権ベルン2023またはボルダー・リードワールドカップの両種目に最低1大会ずつ参加した選手の中から、IFSCクライミング世界選手権ベルン2023、ワールドカップ順位におけるB&Lポイント(※1)を算出し、ポイントの上位選手から参加人数を満たすまでの選手を派遣する。

※1 「6. B&Lポイントについて」に詳細に記す。また、IFSCルールに定めたB&Lワールドランキング算出法とは異なり、IFSCクライミング世界選手権ベルン2023、ボルダーワールドカップとリードワールドカップのそれぞれの最上位の順位2大会ずつの順位ポイント参考資料)を加算する。

② スピードについて
(1) 個人最高記録(1/100秒の記録)の順に参加枠を満たすまで派遣する。
(2) (1) が同じ記録の場合は、個人最高記録に次ぐ個人記録で比較し上位成績の選手を優先する。
(3) 個人最高記録は、IFSCまたはJMSCAが主催・共催・公認するスピード種目の大会及び第19回アジア競技大会(2022/杭州)を対象とする。また対象となる期間は2023年3月1日から10月8日までの間とする。

6. B&Lポイントについて

① IFSCクライミング世界選手権ベルン2023、ワールドカップの「ボルダー」「リード」の順位に準じた順位ポイント(※2)を上位2大会分ずつ加算し、そのB&Lポイントを用いて決定する。なお、B&Lポイントは両種目へ出場した選手のみに与えられる。
B&Lポイント=「ボルダーポイント(上位2大会)」+「リードポイント(上位2大会)」

※2 順位ポイントは参考資料参照(IFSCクライミング世界選手権ベルン2023も上限1000ポイントにて換算)

なお、同順位の場合は、平均値をポイントとする。
例)3位が2名の場合は、690(3位)+610(4位)/2名で650ポイントとなる。

② B&Lポイントが同ポイントの場合は、各選手のボルダー、リードの両種目の順位ポイントを比べ、最高順位ポイントの高い選手を上位とする。
例)同ポイントが2名のこの場合では、選手Aが順位は上となる

  ボルダー リード B&Lポイント
選手A 1000pt(1位) 350pt(10位) 300pt(12位) 300pt(12位) 1950pt
選手B 610pt(4位) 300pt(12位) 690pt(3位) 300pt(12位) 1950pt

➂ ①②でも順位が決定しない場合は、ボルダー&リードジャパンカップ2023の順位の高い選手を上位とする。

7. その他

① 本遠征に関する費用負担(参加費・宿泊費・交通費・アピール費等)については別途派遣選手へ連絡する。

② IFSCルール等が変更された場合及び大会要項の変更があった場合には、選手選考基準も準じて改定をおこなう。


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