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2024.12.22
IFSCクライミング世界選手権ソウル2025の派遣選手選考について
1.権限の所在及び決定の方法
IFSCクライミング世界選手権ソウル2025(2025年9月21日~28日)に派遣するスポーツクライミング日本代表選手を選考する最終的な権限は公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(以下「当協会」という。)にある。派遣選手の選考は、以下の基準に基づき、強化委員会が推薦し、常務理事会で承認することによって決定する。
2.本大会における目標
(1)全種目において金メダルを含む複数メダルを獲得する。
(2)優勝することで次大会の参加枠を獲得し、次大会もより多くの日本選手が世界で活躍できる機会
を創り出す。
3.本大会への参加種目と選手選考基準
(1)参加種目
リード、ボルダー、スピードの各単種目 ※詳細な種目は現時点で未定
(2)選考方針
2025年に国際スポーツクライミング連盟(以下、IFSC)が主催・共催・認定する国際競技大会に
おいて、優秀な成績を収めた選手からメダル獲得が期待できる選手を選考する。
(3)本大会への派遣のための必要条件
a. 2025年12月31日時点で17歳に達していること(IFSCルール改定に準ずる)
b. 当協会登録選手規程に従いA選手登録をしていること
(4)本大会の選考大会
a. IFSCクライミングワールドカップ2025
(5)派遣優先順と派遣選考基準
a. ボルダー、リード
参加 優先順 |
選考基準 | 選出予定人数 | 備考 |
1 | IFSCクライミングワールドカップ2025において1~3位の成績を収めた選手を選出(該当種目に限る) ただし、リード6戦の成績は除く。 |
参加最大枠を上限として選出する | 成績上位選手を優先とし、同順位となった場合は2番目以降の成績を比較し、上位成績の選手を優先する |
2 | IFSCクライミングワールドカップの該当種目のWCランキングの上位選手から選出(該当種目に限る)。 ただし、対象とするWCランキングは以下とする。 ・ボルダーは全6戦のWCランキング ・リードは1~5戦のWCランキング |
1を除き参加最大枠を満たすまでWCランキング上位選手から選出する | 同順位だった場合は対象選手が同時に参加したクライミングワールドカップの成績を比較し、上位成績を獲得した大会数の多い選手が優先される ・同時に参加したクライミングワールドカップがない場合は、ジャパンカップ2025の成績で上位選手を優先する |
b. スピード
選考手順 | 選考基準 | 選出予定人数 | 備考 |
1 | IFSCまたはJMSCAが主催・共催・公認するスピード種目の大会において2025年選手派遣標準タイムである男子5.29秒以内、女子7.89秒以内の記録を出した選手から選出 | 選考基準を突破した選手から参加最大枠を満たすまで選出する | 対象とする期間は2025年2月から8月20日までとする |
2 | 個人最高記録の上位者から優先的に選出 |
(6)参加内定選手及び国別枠について
a. 参加内定選手
ボルダー | 安楽 宙斗、松藤 藍夢 |
リード | 小俣 史温、森 秋彩、谷井 菜月 |
スピード | 該当選手無し |
b. 国別枠
各種目の各カテゴリーにおいて各国で男女最大5名ずつ。(IFSCルールより)
c. チーム構成、予算、安全面等の状況を総合的に判断し、多数の派遣が困難な大会について
はIFSCルールに記載されているa・bの基準の派遣枠よりも少ない選手数を派遣する場合
がある。
4.その他
(1)IFSCルール等が変更された場合及び大会要項の変更があった場合には、選手選考基準も準じて
改定をおこなう。
(2)選手への渡航費や宿泊費等の補助の詳細については、派遣選手決定後に選手へ通知する。
(3)感染症等による大会の延期になった場合及び選考大会日程が変更になった場合には可能な限り
早急に改定または特別措置を公表した上で派遣対象選手を決定する。