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山岳
2024年-2025年シーズン山岳スキー競技国際競技大会派遣日本代表選手・強化指定選手選考規程
2023年11月20日
(公社)日本山岳・スポーツクライミング協会
山岳スキー委員会
Ⅰ.権限の所在及び決定の方法
国際国際競技大会に派遣する日本代表選手・強化指定選手を選考する最終的な権限は、公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(以下「当協会」という。)にある。派遣選手の選考は以下の基準に基づき、山岳スキー委員会が推薦し、常務理事会で承認することによって決定する。
Ⅱ.日本代表チームの目標
➀.イタリア2026冬季オリンピックにおいて出場枠の獲得を目指す。
➁.ISMFワールドカップ・ISMF世界選手権大会において上位をとることを目標とする。
➂.各種目において日本選手が世界の大会で活躍できる場を創り出す。
Ⅲ.2024-2025シーズン 国際競技大会にむけた強化指定選手選考規定
1.強化指定選手選考方針 2024-2025シーズン(ISMF公認大会)の各種目において、別表1の強化指
定選手選考基準を満たした選手を選考する。
2.2023-24シーズンの国内選考大会(ISMF公認大会)
・第17回SKIMO日本選手権・INDIVIDUAL(2024年2月18日実施予定)
・第17回SKIMO日本選手権・MIXED RELAY〈タイムトライアル形式〉(2024年3月16日実施予定)
・第17回SKIMO日本選手権・SPRINT(2024年3月17日実施予定)
・白馬八方スーパーバーティカル大会(2024年3月31日または4月14日実施予定)
3.その他、ISMFルール等が変更された場合および大会要項の変更があった場合には、選考基準も
準じて改定を行う。
別表1 選手選考クラス分け基準表
- 選手クラス
S指定 | メダルポテンシャルアスリート(前シーズンのワールドカップスタンディングス6位以内)、ミックスリレー6位以内に入ったチーム選手(ペア) 年齢制限なし ・最大人数は1チームあたり男女別それぞれ3名までとする。 |
A指定 | シニア選手【前シーズンのワールドカップスプリント男子15位・女子10位以内に、ミックスリレー12位以内に入ったチーム選手(ペア)】 |
シニア指定 (21才以上) |
シニア選手 (21才以上) |
ジュニア指定 (16-20才) |
ジュニア選手(20才以下) |
*備考* | 怪我等の理由による特段の事情がある場合には、選考基準を満たさない場合でも追加指定をする場合がある。 |
2 強化選手選考規定
S指定 | メダルポテンシャルアスリート(前シーズンのワールドカップスプリントスタンディングス6位以内)、ミックスリレー6位以内に入ったチーム選手(ペア) |
A指定 | シニア選手:前シーズンのワールドカッププスプリント男子15位・女子10位以内に、ミックスリレー12位以内に入ったチーム選手 |
シニア指定 (21才以上) |
①SPRINTシニア 全日本選手権において3位以内の選手 ② MIXED Relay W-cupにおいて13位〜24位のチーム(ペア) ③ 全日本MIXED RELAY 個人タイムトライアルで3位以内の選手 ④INDIVIDUALシニア 全日本選手権において3位以内の選手 ⑤VERTICALシニア 白馬八方スーパーバーティカルおいて3位以内の選手 ⑥W-CUPに於いて参加選手のリザルト70%以内(小数点以下四捨五入)の順位に入った選手 ※MIXED RELAYは対象外 |
ジュニア指定 (20才以下) |
①SPRINTジュニア(U20) 全日本選手権おいて3位以内の選手 ②全日本MIXED RELAY 個人 タイムトライアルで3位以内の選手 ③INDIVIDUALジュニア(U20) 全日本選手権において3位以内の選手 ④VERTICALジュニア(U20) 白馬八方スーパーバーティカルにおいて3位以内の選手 |
育成選手 | ①該当する大会において5位以内に入った選手で、将来的に有望であると強化委員会が認めた選手。 |
➢ 国内主要大会とは:全日本選手権・白馬八方スーパーバーティカル大会(ISMF公認大会)
➢ 年齢基準(年齢の時期)はISMFに準ずるものとする。
➢ 原則権利を得た種目での指定となる。
Ⅳ.2024年-2025年シーズン 山岳スキー競技国際競技大会 派遣選手選考規定
1. 本規定は国際競技大会派遣選手選考について定める
1. 派遣選手は、下記の2の基準に基づき当協会が選考する。
2. 国際競技大会とは:ISMF W-CUP・ISMF世界選手権を指す。
3. 派遣選手の年齢基準は、ISMFに準ずるものとする。
4. 派遣選手が何らかの理由で出場しない場合、当協会の判断に於いて選考大会の上位の選手から
繰り上げて派遣することができるものとする。
5. 派遣選手の人数が出場枠を上回る場合は、、選考大会での順位にて出場選手を決定する。
2. 派遣派遣選手選考規定
シニア指定 (21才以上) |
①シニア選手:前シーズンW-cupスプリント男子15位・女子10位以内 ②MIXED Relay W-cupにおいて24位以内のチームの選手 ③SPRINT シニア全日本選手権において3位以内の選手 ④全日本MIXED RELAY タイムトライアルで3位以内の選手 ⑤INDIVIDUAL シニア全日本選手権において3位以内の選手 ⑥VERTICAL シニア白馬八方スーパーバーティカルおいて3位以内の選手 ⑦W-CUPに於いて参加選手のリザルト70%以内(小数点以下四捨五入)の順位に入った選手 |
ジュニア指定 (20才以下) |
①SPRINT ジュニア(U20) 全日本選手権おいて3位以内の選手 ②全日本MIXED RELAY 個人 タイムトライアルで3位内の選手 ③INDIVIDUAL ジュニア(U20) 全日本選手権において3位以内の選手 ④VERTICAL ジュニア(U20) 白馬八方スーパーバーティカルにおいて3位以内の選手 |
➢ 派遣は権利を得た種目を優先するが、その他の種目で欠員が有る場合はその限りではない。
➢ 選考の対象になる大会は:2023-24シーズンのISMF W-cupおよび全日本選手権大会・白馬八方スーパーバーティカル大会(ISMF公認大会)
➢ ミックスリレー種目の選考については、2023-24シーズンの全日本MIXED RELAY個人タイムトライアルおよび、W-Cupミックスリレーの成績を対象とするが、派遣人数に満たない場合は個人スプリント種目の成績も考慮する。
➢ 出場枠よりも選手が多い場合、INDIVIDUAL及びVERTICALは前シーズンの全日本選手権の順位を優先し、SPRINT、MIXED RELAYについては前シーズンのW-cupの最高位を優先する。
Ⅴ その他の場面の選手選考規定
以上に記載のない場面における選手選考に当たっては、Ⅳ記載の選手選考規定を参照しつつ、
当該選手選考の目的に応じ、Ⅳ記載の選手選考規定の記載とは異なる選考をすることがある。
上選考基準のPDF版書類を次からダウンロードでご覧いただけます。