MOUNTAINEERING
山岳
2025年-2026年シーズン山岳スキー競技国際競技大会派遣日本代表選手・強化指定選手選考規程について
2024年11月9日
2025年-2026年シーズン
山岳スキー競技国際競技大会派遣
日本代表選手・強化指定選手選考規程
(公社)日本山岳・スポーツクライミング協会
SKIMO委員会
Ⅰ.権限の所在及び決定の方法
国際競技大会に派遣する日本代表選手・強化指定選手を選考する最終的な権限は、公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(以下「当協会」という。)にある。派遣選手の選考は、以下の基準に基づき、SKIMO委員会が推薦し、 常務理事会で承認することによって決定する。
Ⅱ.日本代表チームの目標
① チームの方針を理解し、イタリア2026冬季オリンピックにおいて出場枠の獲得を目指す。
② ISMFワールドカップ・ISMF世界選手権大会において上位をとることを目標とする。
③ 各種目において日本選手が世界の大会で活躍できる場を創り出す。
Ⅲ.2025-2026シーズン 国際競技大会にむけた強化指定選手の選考規定
1 強化指定選手選考方針2025-2026シーズン(ISMF公認大会)の各種目に於いて
別表1の強化指定選考基準を満たした選手を選考する。
2 2025-26シーズンの国内選考大会(ISMF公認大会)
・2025年 第19回SKIMO日本選手権(2025年1月19日 / 4月20日実施)
・2025年 白馬八方スーパーバーティカル大会(2025年3月30日実施)
3 その他その他その他、ISMFルール等が変更された場合および大会要項の変更があった場合には、
選手選考基準も準じて改定を行う。
別表1 選手選考クラス分け
1 選手選考クラス
S指定 | メダルポテンシャルアスリート 年齢制限なし ・最大人数は1チームあたり男女別それぞれ3名までとする。 |
A指定 | シニア選手 ※人数制限なし |
シニア指定 (21才以上) |
シニア選手 (21才以上) ※人数制限なし |
ジュニア指定 (20才以下) ※U18を含む |
ジュニア選手(20才以下) ※人数制限なし |
2 強化指定選手選考規定
S指定 | ①前シーズンのワールドカップスプリントスタンディングス6位以内 ②世界選手権個人種目6位以内 ③ワールドカップ、世界選手権のMIXED・RELAYにおいて3位以内のペア ④ワールドカップ、世界選手権の個人種目およびMIXED・RELAYのタイムトライアル(1走目)於いて6位以内の選手 |
A指定 | ① 前シーズンのワールドカップ、世界選手権の個人種目で参加選手のリザルト40% 以内(小数点以下四捨五入)の選手 ② ワールドカップ、世界選手権のMIXED・RELAYにおいて6位以内のペア ③ ワールドカップ、世界選手権の個人種目およびMIXED・RELAYのタイムトライアル (1走目)於いて参加選手のリザルト40%以内(小数点以下四捨五入)の選手 |
シニア指定 (21才以上) |
① SPRINT シニア 全日本選手権において3位以内の選手 ② INDIVIDUAL シニア 全日本選手権において3位以内の選手 ③ VERTICAL シニア 白馬八方スーパーバーティカル大会において3位以内の選手 ④ ワールドカップ、世界選手権の個人種目およびMIXED・RELAYのタイムトライアル (1走目)於いて参加選手のリザルト70%以内(小数点以下四捨五入)の選手 |
ジュニア指定 (16-20才) |
① SPRINT ジュニア(U20) 全日本選手権において3位以内の選手 ② INDIVIDUAL ジュニア(U20) 全日本選手権において3位以内の選手 ③ VERTICAL ジュニア(U20) 白馬八方スーパーバーティカル於いて3位以内の選手 |
育成選手 | ➀ 該当する大会において5位以内に入った選手で、将来的に有望であると強化委員会が認めた選手。 |
*備考* | 怪我等の理由による特段の事情がある場合には、選考規定を満たさない場合でも 追加指定をする場合がある。 |
➢ 国内主要大会とは:全日本選手権・白馬八方スーパーバーティカル大会
➢ 年齢基準(年齢の時期)はISMFに準ずるものとする。
➢ 種目の順位によって選考するが、種目毎の指定は行わない。
Ⅳ.2025-2026シーズン SKIMO競技国際競技大会への派遣選手の選考規定
1 . 本規定は国際競技大会派遣選手選考について定める
➀ 派遣選手は、下の別表3の基準を満たした選手を選考する。
➁ 国際競技大会とは:ISMF W-CUPを指す。
➂ 年齢基準(年齢の時期)はISMFに準ずるものとする
2. 派遣選手選考規定
上記2025-26年シーズン 強化選手選考規定を満たした選手(育成選手を除く)
※経験値の乏しい選手については強化委員会で検討し、派遣を見送る場合がある
➢派遣は権利を得た種目を優先するが、その他の種目で欠員が有る場合はその限りではない。
➢選考の対象になる大会は:2024-25シーズンのISMF W-cup、世界選手権および
全日本選手権大会・白馬八方スーパーバーティカル大会。
➢出場枠よりも選手が多い場合、SPRINT, INDIVIDUAL, VERTICAL種目については、
前シーズンのW-cup70%以内 のリザルトを残した選手を優先し、次に全日本選手権・
八方バーティカルの順位を優先とする。MIX RELAYは直近のW-cupスプリントの成績を
考慮し、強化委員会で検討の上決定する。
➢派遣対象選手が何らかの理由で出場しない場合、当協会の判断に於いて選考規定大会の上位
の選手から繰り上げて派遣することができる。
上選考基準のPDF版書類を次からダウンロードでご覧いただけます。